stacy's blog

ディズニーが好きな人がディズニーについて語るだけのブログ。

スター・ウォーズ「ブラッドライン」を読んだよ!

日本語版発売より少し早く、英語版でスター・ウォーズ小説「ブラッドライン」(Bloodline)を読み終わりました。ので、それの感想たち!

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エピソード7への重要な架け橋

スター・ウォーズでは映画だけでなく様々な媒体で銀河の歴史が綴られているのですが(この記事参照)、エピソード1からエピソード7までの期間で唯一ほぼ語られていない期間があります。それこそがエピソード6からエピソード7の間。

エピソード6で反乱軍が皇帝とダース・ヴェイダーを倒した1年後、ジャクーの戦いによって帝国は解体されます。そこまでの歴史は詳しく描かれているものの、そこから先は全くの空白状態で、気がついたらファースト・オーダーやレジスタンスなど新たな組織がエピソード7で登場しています。この空白期間の中で、現在唯一のピースがこの「ブラッドライン」なのです。

ブラッドラインは、エピソード7でスターキラー基地によって秒で破壊されたホズニアン星系の新共和国が舞台。かつての共和国を再建したいという必死の思いで反乱軍は戦ってきたのだけれども、腐敗は想像以上に早く訪れた。旧共和国(エピソード1から3に出てくるやつ)は1000年も続いたのに、新共和国は20年でゴタゴタだらけ。やはり「ジェダイなしに銀河の平和は保たれない」なのかなぁ。

これを読んでて思い出したのが小説版ローグ・ワン。この中で「反乱軍は帝国という共通の敵がいるから今は結束しているが、そうでなければすぐに崩れてしまうだろう」という描写。世界にはあまりにも様々な考え方の人がいて、それらをまとめるのは難しくいっそのこと力で統制するのも一つの手なのでは?という現実世界にも通じそうなメッセージが組み込まれてるのです。

今明かされる衝撃事実!!

この小説の中盤である衝撃的な事実が明かされます。そう、レイアの父親はあのダース・ヴェイダーだったのです!!!

 

 

いや、うん。知ってた。

 

スター・ウォーズ映画を観ているこちらとしては正直1983年から知っている情報なんだけども、銀河の人からしてみればスーパーウルトラ衝撃情報なのです実はこれって。スター・ウォーズって実はこういうところしっかりしてて、映画を観ている人が知っている情報と銀河の人々が知っている情報をきちんと区別しているの。だから銀河の人々はジェダイについて結構何も知らないし、フォースを信じている人の方がもはや少ない状態。

そもそもあのアナキン・スカイウォーカーがダース・ヴェイダーの正体だったという僕たちが1980年から知っている事実も全然このブラッドラインの時点まで知られてなかったからね。ということでちょっと本題からずれるけど、ヴェイダーの正体を知っていた人を現在正史設定の中で明らかになっている範囲でピックアップしてみますね。

 

まずはエピソード3の時点。アナキン・スカイウォーカーの存在はクローン戦でのプロパガンダにより多くの人々が知っていたけど、彼がダース・ヴェイダーになった事実はごく限られた人しか知りません。名前をあげていくと、パルパティーン(皇帝)、オビ=ワン・ケノービ、パドメ・アミダラ、ヨーダ、ベイル・オーガナ、そしてR2-D2とC-3PO。後、ルークの育て親であるオーウェンとベルー・ラーズも映画内で描かれてはいないけどおそらく。

そしてエピソード3以降、ヴェイダーの正体を知る人が少しずつ増えていきます。まずはターキン。彼はクローン戦争時代にアナキンと、そして帝国の発足以降はヴェイダーと共に時を過ごしています。そのためターキンは、ヴェイダーの正体がアナキンだと何となく勘づきます。しかしターキンはそれを口には出さず、でもヴェイダーも皇帝もおそらくターキンは知っているんだろうなと思いながらも口には出さない...みたいな状況が小説「ターキン」の中で語られます。

そしてコミック「ダース・ベイダー」に登場するサノス。彼はエピソード4以降ヴェイダーと行動を共にするのですが、ヴェイダーに向かって「アナキン」と呼びかけます。でもこの事実を誰かから教えてもらうわけがないからきっとこの人も勘付いたんだろうなぁ。

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エピソード4直前の「反乱者たち」の時代、かつてアナキンの弟子であったアソーカ・タノもこの事実を知ります。アソーカさ、マラコアであの後何があったんだろうね。謎すぎるね。

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そして時代はエピソード5へ。ルーク・スカイウォーカーがなんと本人から「I am your father」によってこの事実を知ります。その後ルークはエピソード6の中でレイアにこの事実を間接的に伝え、レイアはその後ハン・ソロに伝えます。

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ということで今のところこれだけ。しかし一番よくないのはレイアがこの事実を息子のベン・ソロに伝えなかったこと。ベンは自分の祖父の真実をニュースで見るという中々最悪の事態に陥るのです。

小説の中でなぜ息子に伝えなかったのかと問われたレイアは、ベンにはまだ早いと答えました。しかしベンはこの時すでに23才。もう十分に立派な大人の年齢ですよ。そして奇しくも、23才というのはレイアが父親の正体を知った年齢。そうなると、一体レイアはいつまで隠しておくつもりだったのかと不思議に思うよね。